お便り紹介(ボランティア・アワード2017)

神戸市立科学技術高等学校 空飛ぶ車いす研究会顧問の有吉 直文先生よりお礼のお便りをいただきました。
とてもいいお話でしたので、是非皆さまにも読んでいただきたく、ご許可をいただいて掲載いたします。

 

お世話になっております。
先日は高校生ボランティアアワード2017に参加させていただき、まことにありがとうございました。
さだまさしさんをはじめとするスタッフ・関係者のかたの企画から準備まで、いろいろとご尽力いただき誠にありがとうございました。

その中で本校の空飛ぶ車いす研究会の活動に共感していただき、銀賞に選出していただき本当に感謝しております。この賞をいただいたことで学校でも賞賛の言葉をもらい、活動を支援していただいている団体からも連絡がありました。

日本テレビやNHKの番組にも本校の活動を紹介してもらい、ありがとうございます。
先日、NHKの番組でさだまさしさんが神戸市立科学技術高等学校の空飛ぶ車いす研究会の活動を紹介されたのを拝見し、東京の方からわざわざ車いすの提供をしたいと申し出がありました。
今回の高校生ボランティアアワードでの発表や銀賞受賞で本当に反響が大きいのを実感しました。

私たちの活動は使われなくなった車いすを提供してもらうことで成り立ちます、使われなくなったということは使用していた人がいなくなったことです。その車いすは使用していた人にとって、家族にとって本当に愛着があり、捨てるに捨てられないものであることを知らされたことがあります、先日子供用の車いすを提供したいと申し出があり、本校へ持ってこられました。長年使っていた子供がなくなり、捨てきれず、テレビで本校の活動を知り連絡してきました。
帰り際にお母さんがその車いすにそっと手を置き「今までありがとう、次も大切に使ってもらってね」と涙をこらえながらおっしゃられていました。その光景をそばで見てこの活動の本当の意味を知ることができました。
提供者から利用者までつなぐのは一つの車いすなんだと思い知らされました。

このことを生徒にも伝え、海外で使ってもらう人へ丁寧で安全に乗ってもらう車いすの提供をもちろんですが、提供してもらった人の想いもしっかりと受け止め日々の車いすの点検・整備に取り組むように指導しています。

今後の目標は生徒自身が直接利用してもらう人へもってける機会を作りたいとおもっています、そしてそこで車いすの点検作業も現地の人と一緒にできればと考えています。もしこのような活動をするにあたり何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

最後になりましたがこのような全国の高校生を集め、発表できる場を提供してくださったさだまさしさんをはじめとしたスタッフ・関係者・アーティストの皆様に感謝したいと思います。
来年も大変とは思いますがこのような場を提供していただけるようによろしくお願いします。

 

いかがでしたでしょうか? 他にも今回のボランティア・アワードの感想などをおおくりいただいていますので、少しずつご紹介させいただこうと思っております。